2日間の講座では、田辺市熊野ツーリズムビューローのプロモーション事業部長、ブラッド・トウルがメイン講師を務め、『地域主体の観光に取り組むための、考え方と進め方 〜進化する田辺市熊野ツーリズムビューローに学ぶ意識改革と着地型観光〜』と題し、世界に開かれた持続可能な観光地を目指し、田辺市や地域の方々と連携して、ハード・ソフト両面の整備を含む現地のレベルアップや、世界遺産熊野古道の保存・保全のための観光施策などを行ってきた当ビューローの取り組みについて講義で紹介した後、ワークショップやディスカッションなどを通じて参加者と意識を共有しました。
北海道から沖縄まで、全国から参加した20名の参加者は、特にインターネット予約サイト『熊野トラベル』を含む着地型旅行業の取り組みに興味を示し、貴重なお話を伺うことができたとうれしい感想をいただきました。私達の経験が、少しでも参加者の方々のお役に立てたなら幸いです。
この度の講座を主催してくださった公益財団法人 日本交通公社と、各参加者の皆様に、心から御礼を申し上げます。